施工会社選定

施工会社選定

施工会社選定

はじめに

工事の内容を決めて、工事をどの会社に頼むのか。新築と違って大規模修繕工事は人が住んでいる状態での工事なので、居住者対応が重視されなければなりません。名前の通った会社だから快適環境を守りながら工事してくれるとは限りません。

今までの実績や業界での評判をよく吟味するのは勿論ですが、現場監督をすることになる現場代理人の実績や経歴、営業担当者も含めての人柄や、コミュニケーション能力も重要なポイントです。工事期間が長く居住者のストレスも大きい工事ですから、対応がまずいと価格如何に関わらず、入居者から非難を浴びる工事になってしまいます。
会社の規模、経営状態、技術力、実績等を考慮しながら修繕業者からのプレゼンテーションを受けるようにしましょう。

募集業務

  1. 広告:業界専門新聞募集広告掲載
  2. 広報(組合にて実施):組合員による紹介・推薦
  3. 候補指名:元施工・管理会社等(組合協議)

応募会社概要一覧表の作成

■応募会社から提出された資料に基づいて、会社概要一覧表(資本金・技術者数・集合住宅改修工事実績等)を作成します。
第一次選定:応募先より、応募会社概要一覧表を参照し、見積依頼会社を選定します。

見積依頼・質疑応答

■第一次選定による見積依頼先に、設計図書:見積要項書・仕様書(図面含む)・金抜き見積書式を送付します。質疑に対し回答します。質疑応答はEメールにて行います。

見積書開封

■期限に提出された各社の見積書を、複数の役員立会いのもとに開封して、金額を確認します。

見積内容比較一覧表の作成・分析

■提出された各社の見積書について、大項目および主要詳細項目の金額比較一覧表を作成します。(共通見積書式による見積ですので、見積内容比較一覧表による比較が容易で、各社の傾向がわかります)

第二次選定:見積内容により、ヒアリング出席会社を選定します。

ヒアリング(プレゼンテーション)実施

■質問項目を作成(組合協議)し、ヒアリングの司会・進行をします。

ヒアリングには現場代理人の出席が必要。集合住宅の改修工事は、新築工事と違って生活の場で行われるものですから、工事実施にあたって、居住者にどれだけ配慮し工事を進めるのか、現場代理人から話を聞く必要があります。当日最終見積り金額を提示させる場合があります。

最終選定:ヒアリング実施後、施工業者を内定します。

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