大規模修繕工事実施の流れと準備について
大規模修繕工事の実施に関しては、理事会や専門委員会(修繕委員会)などで検討しながら丁寧に合意を形成していくことが大切です。具体的な検討内容としては次のようなものがあります。
- 工事範囲と内容の検討・決定
建物診断の結果を踏まえ、大規模修繕工事でどの部位をどのような工事方法で修繕するのかを検討して決定し、見積要項書を作成します。 - 工事予算の管理
予想される工事金額と修繕積立金との整合性を図ります。 - 工事業者の選定
公平を期するため、複数の工事業者を選定し見積要項書による見積りを依頼します。
各業者からの見積りを基に比較一覧表を作成し、工事業者を特定します。 - 工事監理
工事が施工要領書通りに実行されているか工事期間中を通じて監理します。
以上の項目を推進していくために、専門の知識・経験を有するコンサルタントがサポートいたします。