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建物診断[ロボット診断/目視診断/物理科学的調査]
- 外壁偵察ロボットによる映像記録概要調査[擦過音解析・VTR記録方式]
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- 活動目的
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① 建物の外壁全体の劣化状況を偵察ロボットにておおまかに調査し、そのデータから外壁全体を精密に再調査する必要があるかどうかを判断するための、予備調査として活用する。
② 既に、相当数の劣化が予測される場合に、そのデータを調査・映像記録として残し、劣化状況等について、より説得性を高めるべく劣化部の詳細を精密調査資料として活用する。
③ 故障原因を究明するために、足場費用等をかけずに調査したいという時など、部分的な劣化箇所を精密に調査し、全体の劣化比率を想定する場合等に活用する。
- 概要
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外壁の貼りタイル・モルタル・化粧仕上材の浮き部を、擦過音解析調査と同時に、ひび割れ・鉄筋の爆裂・欠損・錆汁・シーリングの故障・変褪色・汚れ等を、CCDカメラを通して調査する。また、浮き箇所の位置を音圧信号とランプで上下10~40cm単位の距離数値にて、地上のモニター画面に表示、外壁劣化の状況を映像及びデジタル信号・調査音共にVTR記録、調査するものである。
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- ロボットの探知原理
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モルタル・タイル壁等の浮いた部分に打撃等の外部エネルギーを与えると、浮き部分が振動して、健全部に比べると減衰音を持った振幅数の大きな音が発生する。従って、面積の大きな浮きは周波数(Hz)の低い音を出し、小さな浮きは周波数の高い音が発生する。また、材質が厚みのある場合は低い音、薄い材質は高い音が発生することになる。探知の方法は、診断装置本体に組み込まれているワイパー状の動きをするアーム先端に取り付けられた金属球(フレックスハンマー)で壁面を擦り付け、発生した擦過音を解析し地上の測定器に誘導し、健全部と異常部を区別する。
外壁偵察ロボット システム調査(成果物)- ロボット調査図
- 劣化位置データシート
- 劣化調査集計表
- 調査記録VTRテープ
- 外観目視他調査[外観目視・触診調査]
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- 目的・概要
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建物の外部に発生する様々な異常・劣化等を調査、観察し、建物の状況を把握。経験・技術・知識を必要とされる、最も重要でかつ、基本となる調査である。
- 方法
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設計図等の資料により、建物の概略(立地・竣工年・仕様等)を把握。目視(双眼鏡等を使用)や写真撮影により建物の現況・異常の発生状況等を把握し、記録整理する。同時に異常の種類・部位別に図面化する。調査によって得られたデータをもとに建物を把握し、異常発生の原因を考察すると共に、適切な補修方法を立案する。以上の内容を整理し、調査報告書を作成する。
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- 打診調査[外壁等打診調査] 仮設足場はゴンドラ・ブランコ・高所作業車等による
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- 目的・概要
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外壁タイルやモルタルの浮き状態を擦過または、打診することによって、その反響音によって空隙を識別するものである。音の解析により、その空隙の深さ・広さを判別し、異常箇所の特定を行うものである。
- 方法
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「フレックスハンマー・打診棒」等を使用し、地上3.6mまでの範囲は仮設足場なしでの作業。それ以上の高さでの作業は、形状により、ゴンドラ・スカイチェア・ブランコまたは、高所作業車での作業を行い、劣化箇所を写真撮影・マーキングし、現況を把握、記録する。また、図面に落とし劣化箇所の数量積算を行う。
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- 付着力測定試験調査[建研式単軸油圧式引張り試験法]
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- 目的
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既存仕上材の貼りタイル、吹付タイル、塗装等の下地に対する付着強度の劣化度を判定。
- 概要
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既存仕上材等の劣化度を判定する基準のひとつとして、仕上材等と下地との接着力(付着力)を測定する。この結果は補修塗替え時の仕上材のケレン程度を検討するデータになると共に、建物に発生する各故障の原因を考察する際の重要なバックデータとなる。
- 方法
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任意に調査箇所を選定し、エポキシ系接着剤にてアタッチメントを取付け、更にアタッチメントと試験機本体を接続し、油圧にてアタッチメントを引張って行きアタッチメントが外れた時点の数値を測定する。
- 結果
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試験によって得たデータを基に、既存仕上材の下地に対する付着強度の劣化度を判定をする。
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- シーリング材硬度・物性測定試験調査[ダンベル物性法]
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- 目的
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既存シーリング材の「硬さ」や「品質」を測定し、劣化度(硬化度)を調査する。
- 概要
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コンクリート打継目地部や窓廻り等の開口部におけるシーリング材は、充分な防水機能が必要であり、シーリング材の故障や劣化は建物内への漏水ばかりでなく、やがては躯体コンクリートの劣化へも影響する重大なものである。
- 方法
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既存シーリング部より分析材料としてサンプルを採取し、ダンベル用試験片として精密に厚みを測定、又引張試験機を用いて試験し、50%引張応力・最大引張力・破断時の伸びを記録後、JIS-A硬度計にて測定する。
- 結果
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試験によって得たデータを新設時の数値と比較し、シーリング材の劣化度(硬化度)を判定する。
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- コンクリートの中性化測定試験調査[フェノールフタレイン法]
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- 目的
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鉄筋コンクリートの「耐久性」をチェックするために、コンクリートの中性化の進行度合いを測定する。
- 概要
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鉄筋コンクリートは鉄筋の弱点である酸化による腐食をコンクリートのアルカリ性で防護させているが、経年と共に雨、炭酸ガス、塩分等の影響によって徐々に中性化が進む。中性化が鉄筋の位置まで進行すると防護効果は失われ、やがて鉄筋は発錆等を起こし建物にとって重大な故障を招くこととなりうる。
- 方法
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躯体コンクリート表面の測定箇所をダイヤモンドコアドリルによりサンプリングを抜き取り、切削粉等を清掃後フェノールフタレン液を塗布し、化学反応による変色域を把握する。この時変色しない範囲が中性化進行の領域であり、その間隔(深さ)をスケールで測定する。
- 結果
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試験によって得た測定値を基に、中性化進行度合いを算出、集計する。
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- 簡易式コンクリート圧縮強度測定試験調査[シュミットハンマー法]
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- 目的
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コンクリートの圧縮強度を測定し、現状のコンクリートの品質を調査する。
- 概要
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建物の維持・保全に当って、設計上の必要強度が確保されているか現状を把握する為に調査をする。コンクリートの圧縮強度は、建物の建設・施工時の使用材の水セメント比・気温・湿度等により大幅な差異を生じることから、所定の圧縮強度を有しているか検査することは極めて重要である。
- 方法
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任意に測定箇所を選定し、箇所における測定は30㎜以上の正確な間隔を保ち、周辺を含め16ポイント以上の測定を行う。マーキングしたポイントにシュミットハンマーを押付けると測定数値が記録される。
- 結果
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各測定箇所の試験数値を基準硬度平均値・材令経年係数等で算出し、コンクリート圧縮強度の判定をする。
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- 鉄筋のコンクリートかぶり厚測定試験調査[プロフォメーター法]
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- 目的
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コンクリート内部の鉄筋の位置を探知し、配筋の状態やコンクリートのかぶり厚さを測定調査する。
- 概要
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鉄筋探知器プロフォメーターは、磁気による電圧の変化を利用し、鉄筋の位置を探査する装置である。
- 方法
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磁界を発生する端子を調査箇所に当てることにより、コンクリート内部の鉄筋が反応し、電圧が変化する。これにより鉄筋の位置を確認し、同時に深さがデジタル表示される。調査箇所は任意に選定し、調査によって得られた位置と数値を記録する。
- 結果
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測定された数値より、配筋状態・かぶり厚さを判定する。
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- 建物赤外線測定試験調査[2次元非冷却サーモグラフィー法]
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- 目的
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躯体コンクリートとモルタルやタイル、仕上げ材との浮き・剥離部などを調査する。
- 概要
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建物外壁に一定量の日射が当り暖められると、健全な部分より剥離で空気層が生じている部分では表面温度はより高くなる。この温度の差異を測定し、故障部を選定する。
- 方法
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温度測定に赤外線装置を用いて建物の外観を各箇所撮影、記録する。
- 結果
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赤外線熱画像の温度差による色別カラー写真より、故障部等を選定する。
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- コンクリート内埋設物調査[RCレーダー探査法]
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- 目的
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コンクリート内部の鉄筋の位置及び鉄筋のかぶり厚を測定する。他に、塩ビ管・空洞なども探査可能。
- 概要・方法
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電磁波をコンクリート表面から内部に向けて放射すると、内部に浸透した電磁波はコンクリートと電気的性質が異なる鉄筋等から反射され、この反射信号をキャッチすることにより、内部鉄筋の位置・深さを画像表示、記録する。
- 結果
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鉄筋のかぶり厚は、鉄筋径6㎜φ以上で、0.5~20cmの範囲で測定可能。
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- コンクリート内埋設物調査[X線透過試験法]
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- 目的
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コンクリートの内部の配管・ダクト等、埋設物を非破壊にてX線透過撮影し、その種類・位置・状態等を把握する。又、コンクリート内部の空洞・ジャンカ等も測定出来る。
- 概要
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コンクリート内埋設物の撮影は、X線発生装置からX線を照射し、その反対側に貼ったフィルムにコンクリート内部の様子を写し出すというものである。
- 方法・結果
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携帯式X線装置を用いる現場では、コンクリートの厚さの限界は400㎜程度である。結果は、撮影後、約20分~30分後にレントゲンフィルムに写しだされ、固有のゲージにより、その位置等が判別出来る。
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